昨年、2023年12月に米国上院で国防権限法(NDAA)案が可決した。 https://jp.reuters.com/world/taiwan/KEZ6AWVYNRJIBOU5HPZ73EEGUY-2023-12-14/
NDAAの予算総額は過去最大の8860億ドルで、前年比3%増加であり、軍装備の調達、ウクライナ支援、インド太平洋で中国を抑止する政策の予算だとのこと。
上院民主党トップのシューマー院内総務は「ロシアへの対峙、中国共産党への断固たる姿勢、世界各地の米軍がいつでも最先端の状態であるよう図る」と強調したそうだから米国の戦略目標がロシアと中国であると公言したことになる。 トランプ政権下での2021年の米軍のアフガン撤退は米国が世界軍事戦略を対中露に絞ったように思えた。
中露は 偽旗作戦、民間人への軍事攻撃などなど現代の人権、国際法などガン無視。国が豊かになる為には真面目に働くのではなく泥棒と詐欺、暴力、脅しを何の躊躇いもなく使う。国内では最高権力者が独裁者として贅沢を尽くして周辺で正論を述べる者を暗殺、不当逮捕、虐待などで弾圧する。中露には国家なんていう品格はなく、広域暴力団でしかない。
ロシアの地図をみると直ぐに感じるが、広い海洋への出口には他国が立ち塞がるように存在する。ロシアは主要部にバルト海と黒海が面するが、大西洋やインド洋に出るには幾つもの他国の領海を通らねばならない。ロシアにとって主要部よりも極東ロシアの方が太平洋に出やすい。カムチャッカ半島も千島列島も冬は寒すぎる。冬に凍らない海は北海道以南。
海の出口に関しては中国も同じ事情となる。だから中露はどうしても日本列島を制圧したい。
そういう中露の思いと戦略を想定して最近の国際情勢を見るべきである。それらは相互に関係しあっていると見て良い。2022年2月の北京五輪でのロシアのプー助とプーさんこと習キンピラが話し合ったのはその後に起きたロシアのウクライナ侵略戦争の打ち合わせだと考えざるを得ない。彼等はロシアが簡単にウクライナを制圧できると考えていたと思える。
両国は第二次大戦での便乗戦勝国だった。正確には中国は中華民国でロシアはソ連。現在の中露は崩壊した便乗戦勝国の継承国であり、プープーは戦争を経験していない、学校で粉飾された歴史を教えられた世代。両国とも歴史を国民に教育するにつれて「戦勝国」の言葉に酔って民族の実力を過信して行ったのではないだろうか。第二次大戦で戦勝に殆んど全部と言って良いくらい貢献したのは米国である。その米国に戦いを挑むという狂気が中露に感じられる。身のほど知らずも甚だしい。
ネットでロシアのウクライナ侵略戦争を解説や議論をしている動画を視聴すると、テレビ局が作る動画のヒョーロンカ達はロシア対ウクライナの戦争とだけ捉えて論じている。酷いのになるとプーチンをプーチン大統領と呼び、ゼレンスキー大統領をゼレンスキーと呼び捨てにする。ロシアの侵略戦争はロシアが勝つ、ウクライナが負けるの一択しかないようで、ロシアを侵略戦争で勝たせたい一心に感じられる。ロシアを勝たせたいのは鈴木宗雄親子だけではないのだろうし、所詮、新・テレなのだろう。
ソ連は1991年に消滅して「ウクライナ」が独立国家となった。国連も国際法も国家の分裂は認めない。ところが国連の常任理事国のロシアは2014年にウクライナを侵略してクリミア半島を強奪した。ウクライナは反発。しかし国際世論とりわけ欧州諸国はウクライナに泣くように説得してウクライナは渋々受入れ。しかし明確な国際法違反。それを常任理事国のロシアが率先してやった。ミンスク合意なんて国際法違反の協定。カタカナ英語でプロトコルなんて言われると意味ありげに聞こえる人もいるかもしれないがインチキな話。更にウクライナ東部にスターリンが移住させたロシア人が居るので、彼等を守る為と称してロシアは侵略戦争をしてしまった。
中露はロシアがウクライナ侵略戦争を開始して米軍をウクライナに誘き寄せるつもりだったのであろうが、実際には中露はウクライナ侵略が思うように行かず、簡単に占領、支配が可能となって米軍を慌てさせるつもりが米軍は東アジアでは手を抜かない。ウクライナは兵器不足、弾薬不足を伝えられるがロシアも同様で、プー助がまさかの北朝鮮への兵器乞いに行ったり、ワグネルとかいう戦争下受け屋と兵器不足、物資不足で仲間割れを起こしている。ウクライナが負けるどころではなく、ロシアも青息吐息。それで必死に侵略戦争中止を模索している。しかし自ら侵略した戦争なので大義名分のない停戦や撤退はロシアの負けを意味する。それで各国の政治屋に工作してウクライナに祖国防衛を諦めさせようと必死。しかしウクライナはロシア追い出しを実現するまで停戦に応じる気配はない。ウクライナ人の思いはクリミア半島と東部諸州からのロシア追い出しが目標であり、譲る気配は無い。
欧州は本音はウクライナの勝利を願っているが、ロシアとの戦争は厄介なので米国に任せておけという姿勢に見える。ただ米国も議会のいつもの政争でウクライナ支援があやふやに感じさせる。しかし米国政府内は議会と違ってウクライナ死守で一致している。そのように見える。だから上記記事のように対中露への断固たる姿勢を明言することになり、2024年度の《 ロシアの侵攻を受けるウクライナの「安全保障支援イニシアティブ」が26年末まで延長され、24年度に3億ドルの予算を割り当てた。バイデン大統領は議会に610億ドルのウクライナ支援を承認するよう求めている。》となる。予算が増額されればお金に色はない。
窮鼠猫を噛む。追い詰められた中露はガザでの戦乱を工作したと思える。米国を誘き寄せようと言う事で、工作の実行部隊は中国の子飼いのイランであろう。中国のやり方は自分の手を汚さず中華接待で外国にやらせる。そんな風に感じられる。しかしそれでも米軍は出てこない。米軍にとっては本当の戦いの地域は東アジアだと見ている事であろう。兵器をウクライナに送れば朝鮮半島が危ないから余力はあっても出せないであろう。中露にとってもウクライナは本当の目標ではないと思われる。ただここまでやってしまった以上、特にロシアは引くに引けない状況であろう。空気読めないKY韓国は日米に駄々をこねてカネや技術をねだっているように見える。
追い詰められた中露は最終的には尖閣、沖縄、台湾のどこかで脅威を仕掛けるか?日米との直接軍事対決は怖くて出来ない。正月早々に日本海側で巨大な地震が起きた。日本での地震の大半は太平洋側で、日本海側は少ない。2011年の東日本地震は中国が潜水艦を使って時限式魚雷を打ち込んで起こした地震だと鳴霞さんから聞いた。鳴霞さんの情報源は人民解放軍幹部が書いている記事で予告していたからだそうだ。その話を聞いて直ぐに横田基地から情報を持ってきてくれる人物に電話すると即座に「中国がやりました」だった。米軍に太いパイプをもつ人からも聞いたが、地震のあとにすぐロナルドレーガンが来たが、中国の人工地震を警戒して事前に支援物資を積み込んでいたそうだが、空母は移動に時間が掛かるそうだ。その件を横田基地氏に聞くと、「それを言うと米軍がやったと言われちゃうんですよ!」と言っていた事を思い出す。また、共産党の吉井議員が国会で福島原発と津波と炉心溶融を質問していたことは国会の議事録に載っている。
今回の地震は鳴霞さんは今のところ情報がないそうだ。しかし実行できるなら昨今の情勢から人口地震の可能性が大きいと私は見ている。
中露は豊かさを手に入れるために日本侵略を虎視眈々と狙っている。共産主義、独裁主義では制度に欠陥があって豊に慣れないからだ。そして侵略が巧く行かず、両国とも自国の経済も治安も大きく崩れているから、打開策を必死で考えているに違いない。しかし軍事では負けるから実行できない。ならば人口地震?ネット利用犯罪?老人を狙った詐欺?火事や乱闘などの人工災害?色々警戒するべきことが増えてきた。
中国が国内法を変えない限り、中国のシナ人は入国審査を特に厳しくするべきではないだろうか。日本国籍を取得しても民族帰属意識は変えない侵略者が沢山増えてきている。彼等を増やそうと暗躍する日本国籍人が多数いて、更に増える循環過程に入っている印象が有る。だから在日中華人民共和国人は不気味の一言であり、日本人が警戒するのは責任が全て中国に有る。
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